こんにちは、ハルナです。
キトに続き、クエンカでは宿でのんびり作業をしたり、ホームシアターでNetflixを観たり、本を読んだりして過ごしました。唯一、私達が町へ繰り出したのはそう、ごはん。
毎度のことながら食への関心のみで旅を続けています。
そんなクエンカで美味しかったものをオススメ順に4つ、紹介していきます。
①高そうなのに3ドル以下!「El Tunel」
クエンカには2ドル台でランチ(スペイン語で「アルムエルソ」)が食べられる店が沢山ありますが、中でもオススメはこの「El Tunel」です。
以前、他の2ドルランチを試した時の感想は、正直なところ値段相応でした。(ぬるいスープ、やたらライスが多い、デザートがチェリー一個、など)
もちろんここEl Tunelも、同じコース内容(お通し・スープ・日替わりメイン・ジュース・デザート)で、価格は2.75ドル(300円)と、他の2ドルランチより少---し高めではあるのですが、クオリティが違う。
0.75ドルの差は大きかった…。

この日の日替わりメニュー。ちなみに「Menu」は「メニュー(献立表)」のことではなく、「日替わり定食」の意味です。メインは日替わり×2種・ベジタリアンの計3種から選べます。

お通しのふかしたコーンと、スープ。

メインはシチューにしました。しっかり煮込んであり、お肉が柔らかかったです。この日のジュースはモラ(木苺)でした。
食後にはささやかなデザートもつきます。(写真撮り忘れました)
木立トマトのシロップ煮や、自家製ジャム&クラッカーなど、こちらも日替わり。トマト、美味しかったです。

別の日のラザニア。ラザニアに米かい!と思いましたが、ライスも味付きのオイルで炊いてあるので、ドリア的なハーモニーがありました。
300円でこのクオリティのランチが食べられるなんて、コスパ良しこの上ないです。大満足。
場所はこちら。オノラト・バスケス通り沿いにあります。
お昼12時からの営業です。いつ行っても地元のサラリーマンやマダム達で激混みですが、3階まで席があるので大丈夫!クエンカでお昼に困ったらぜひどうぞ。
②無駄に奥まっている絶品パン屋
お次に紹介するのはこちらのパン屋。

パン屋です。絶賛営業中。

安心してください、奥に進むと店舗です。(我ながらよく見つけたな)

売り場のすぐ隣では大量のパンを焼く職人さん達。(写ってませんが兄ちゃんピースしてくれてました)

次から次へと焼き上がるパン達。店内はパンのいい匂いでいっぱい。

勝手に「アンパンマン」と呼んでたパン。あんこは入っていません。

焼きたてを食べてみる。しっとりフワフワで、アニス(八角)の甘い風味が香ります。ちなみにこのパン、冷めても美味しかったです。

私達のお気に入り、全粒粉パン。こんな地味な見た目して、ここ1年くらいで食べたパンの中で一番美味しかった。

一つ一つの値段は確認してませんが、4~5個で1~1.3ドルでした。(手前のチーズとネギ入りの総菜パンも美味しかったよ!!)
パン屋の場所はこちら。
付近には沢山パン屋があるのですが、ここは毎回、地元の人達がひっきりなしに買いに来ていました。
地元の名店な気がします。
③メルカドの野菜や果物たち
El Tunelとパン屋から徒歩圏内に、比較的キレイに整備されたメルカドもあります。
それがこちら、8月10日市場(Mercado 10 de Agosto)。


なんとエスカレーター付き。1階が市場、2階は半分市場の半分フードコートになっています。


南米に入ると一気に増える芋の種類。アンデスの恵み。

トウモロコシ(Maiz)のコーナーも。

先住民のおばちゃん達から草でバシバシ叩かれてます。お祓い?

フードコートに住み着いた犬。いや、飼い犬なのか?

これ、何だと思います?
「グアバ」っていうフルーツなんですって。見た目は完全に豆。中身はこんな感じになっていて、この白いフワフワ部分を食べます。うすら甘い味。

我々もこの市場でここぞとばかりに得体のしれないフルーツを買っては、宿のキッチンで実食していました。

エクアドルの中でも高価なフルーツ、ピタヤ(Pitaya)。
どれくらい高価かというと、マンゴーや他の果物はひとつ0.1~0.25ドルのところ、ひとつ1ドルします。
見た目は黄色いドラゴンフルーツのようです。

中身はこんな感じ。
東南アジアで食べてきた赤い皮のドラゴンフルーツより甘味が強くて、でも爽やか&上品な甘さ。
種がサクサクしてて、いいアクセントに。
フルーツを食べているというよりは、ジュレなどの「スイーツ」を食べているみたい。
ちなみにこれを日本で食べると、一個800~1,000円くらいするらしいです。ひえー。
お次はパッションフルーツ(マラクジャMaracuja)の一種、グラナディージャ(Granadilla)。

え、どう見てもカエルの卵。

しかも持ち上げると、種同士が微妙につながってます。ますますカエルの卵。ケロケロ。
でも味は美味しい。
こちらも爽やかな甘さで、パッションフルーツ特有の酸味は全くないです。種までバリバリ食べられる。
(ちなみに写真左は、クリームチーズにハチミツと砕いたクッキーをかけた即席チーズケーキもどきです)
でも紙一重の差で、時々食べながら別のものを連想しては、ぞわっとします。

ケロケロ。(苦手な人、何度もゴメンナサイ)
もちろん、マンゴーやバナナといったなじみ深いフルーツも。ひとつ10~30円程度。
日本で食べるよりも濃厚なフルーツが、毎朝格安で食べられるしあわせ。

近所のパン屋で買ったパンとコーヒーで、朝食。これで1人1ドル以下。
宿の朝食2ドルでつけられるんですが、他の旅人も「フルーツ安いから朝食要らないねー」って言ってました。
④そして自炊。
すみません、もはや店じゃないです。
というのも、今回クエンカで私達が泊まった宿が最強のキッチンを備えてまして。


まぁこんなキッチン&ダイニングがあって、食材が安いとあれば、自炊しないわけにはいきません。
まずは朝食。

メルカドで買ったベリーとバナナ、はちみつでパンケーキプレート。
そして夕飯。

野菜を炒めて、煮込んで。

肉じゃがナイト。

これまで旅の間、何度か肉じゃが作ってきましたが、今回のが最高傑作。意外とひき肉でも美味しい。そして楽。
写真がブレてるのはご愛嬌。笑

ある日はローストチキン。
鶏肉は前日に下味をつけておき、フライパンでサッと焼き目を付けたら野菜とオリーブオイル、塩コショウと一緒にオーブンに放り込むだけ。
オタバロの土曜市で買ったメジョコ(melloco)がいい仕事しました。

またある日は、コテージパイ。
スーパーで一番安い肉が、なぜか鶏よりも豚よりも牛ひき肉というマジック…。

たまにお昼は手抜きして即席ラーメン・野菜のせ。

味の素が出してる「Ajino-men」というインスタントラーメンのオリエンタル味が、日本の醤油ラーメンそっくりなんです。地球の裏側でこの味、ありがたーい。
①~④の位置関係はこちら。
※詳細のGoogleマップは各パートを参照

以上、3ドル以下で大満足、クエンカの格安ランチとフルーツ天国の紹介でした。
いかがでしたか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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