こんにちは。
凸凹夫婦で世界一周中のあきです。
クスコでは南米旅のハイライトの一つであるマチュピチュに行ってきました。
マチュピチュは噂に違わぬ素晴らしい場所でした。言葉では言い表せない圧巻の景色です。年々入場の規制も厳しくなっているので、ぜひ早めに訪れてほしいです。
この記事ではマチュピチュに行くまでの準備を徹底解説します。
行き方については節約志向のバックパッカーに人気の「スタンドバイミールート」について解説しています。
マチュピチュのチケット予約の方法や荷物の準備などは他のルートの方にも役に立つと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。
まずはクスコ行きの格安航空券をスカイスキャナー で検索しよう。
目次
①マチュピチュ入場券の予約方法(2020年現在)
マチュピチュの入場制限について
マチュピチュは遺跡保護の観点から2020年現在、1日の入場人数に制限を掛けています。
また、チケットは1時間ごとに入場時間が決められており、必ず事前にチケットを購入する必要があります。希望の時間が特に無ければクスコに着いてからの予約でも問題ないと思います。
朝イチで訪れたい!!など希望の時間がある場合は早めの予約がおすすめです。
また、マチュピチュを見下ろすことができる人気の「ワイナピチュ」への入山は1日当たり400人に制限されているため、ワイナピチュ登山を考えている方も早めの予約がおすすめです。
入場券の種類
マチュピチュの入場券は種類が3つあります。
マチュピチュ遺跡にだけ入場できるチケットです。
6:00から14:00まで1時間刻みで入場時間を選ぶことができます。
料金は152ソレス(約5000円)
マチュピチュ遺跡に加えて、人気のワイナピチュへの入山がセットになったチケットです。
料金は200ソレス(約6500円)
- マチュピチュ遺跡入場6:00⇨ワイナピチュ入山7:00~8:00
- マチュピチュ遺跡入場7:00⇨ワイナピチュ入山7:00~8:00
- マチュピチュ遺跡入場8:00⇨ワイナピチュ入山10:00~11:00
の3つの時間帯から選ぶことができます。
マチュピチュ遺跡のみのチケットだと再入場不可なのですが、ワイナピチュとセットのチケットでは1度まで再入場が許可されています。
マチュピチュ遺跡に加えて、マチュピチュ山への入山がセットになったチケットです。
料金は200ソレス(約6500円)
- マチュピチュ遺跡入場6:00⇨マチュピチュ山入山7:00~8:00
- マチュピチュ遺跡入場7:00⇨マチュピチュ山入山7:00~8:00
- マチュピチュ遺跡入場8:00⇨マチュピチュ山入山9:00~10:00
の3つの時間帯から選ぶことができます。
マチュピチュ山とのセットのチケットでも1度まで再入場が許可されています。
ネットでの予約方法を画像付きで解説
マチュピチュ予約サイト←こちらのサイトから予約することができます。
●予約したい日付と人数を入力

- 言語選択でEnglishを選択する
- 予約する日付を入力
- 人数を入力
- 「AVAILABILITY」をクリック
●チケットの種類と時間帯を選択



「AVAILABILITY」の数字が現在の予約可能数です。
この日は既にワイナピチュの7:00~8:00入山のチケットが売り切れとなっています。
予約したいチケットと時間帯を選び、「SELECT」をクリックします。
●個人情報の入力

- 国名選択
- ドキュメントタイプ「PAS」を選択
- パスポート番号を入力
- 姓名
- 名前
- 誕生日
- 性別
以上を入力したら「NEXT」をクリック
●住所とメールアドレスを入力

- 住所を入力
- メールアドレスを入力
- ロボットではないチェック
- 「Generate」をクリック
●カード情報を入力して支払いを行う。
後は支払いを行えば購入完了です。
当日までにチケットを印刷して準備しておきましょう。
オンライン予約でのカード払いだと手数料がかかります。手数料なしで購入するにはクスコかマチュピチュ村のチケットカウンターで現金払いをする必要があります。
但し、オンライン予約は予約完了後3時間以内に支払いを行わないと自動キャンセルとなります。
つまりクスコ到着前に予約をする場合は手数料がかかってもカードで支払いをするしかありません。
僕たちは3時間で自動キャンセルになることを知らずに、クスコ到着後に支払いに行ったらキャンセルになっていて、慌てて予約を取り直しました。気を付けて下さい。
クスコでの購入方法
クスコ到着後に購入する方法です。
下記の場所にマチュピチュのチケットカウンターがありますのでこちらで購入可能です。
マチュピチュ遺跡のみの入場であればクスコ到着後でも全然大丈夫です。
こちらで現金払いであれば手数料もとられませんし、その場でチケットも印刷してくれます。
②クスコからマチュピチュ村への行き方:スタンドバイミールートについて
マチュピチュ遺跡の観光の為にはまずは麓の街マチュピチュ村を目指します。
クスコからマチュピチュ村へのルートは大きく分けて3つ。
最も楽ですが、最も高いルートです。往復で最低でも130ドルかかります。
僕たちは利用しなかったので詳細はググってください。←他人任せ
乗り換えが発生するので電車だけの利用よりは少し手間はかかりますが、その分値段は手ごろになります。往復料金は最低60ドル程度。料金はプロモーションなどにより変動します。
こちらのルートも僕たちは利用しなかったので詳細はググれ。←投げやり。
こちらのルートはバスでマチュピチュ村まで10km程の場所にある「水力発電所」に行き、そこから10kmの道のりを線路に沿って歩くルートです。
2時間半~3時間程歩くことになるので一番大変なルートですが、値段が最安です。
僕たちは往復50ソレス(約1600円)で行くことができました。
大変なルートではありますが、他のルートと比べての安さは魅力です。
僕たちはこのルートで移動しました。
実際に歩いた模様はこちらから▼
③スタンドバイミールート:僕たちが利用したツアー会社
マチュピチュのチケット売り場の真向かいにあるツアー会社「Cusco Booking Tours」で僕たちは「水力発電所」行きのバスチケットを予約しました。
バスチケットは通常60ソレス、値段交渉して55ソレスまで下がるケースがあるとネット上では情報があるのですが、僕たちはこのツアー会社で50ソレス(約1600円)で予約することができました。
僕が知る限り最安値だと思います。
但しこの値段になったのは
- 前日予約だったこと
- ローシーズンに当たる雨季の時期だったこと
- 残り数席への滑り込みだったこと
など、運よく条件が重なった上でのことです。毎回この値段になることは無いと思います。
通常は下がっても55ソレスだと思うのですが、一応50ソレスになる可能性があるツアー会社として紹介しておきます。
なお、こちらのツアー会社はあくまで仲介で、実際のバスの運行はMachu Picchu Expressという会社でした。
このバス会社、Googleでの評価は1.0。全員が1を付けているという驚異の会社です。横転事故にあったという口コミまでありました。怖すぎる。
生きて帰ってこれて良かったです。だから安かったのかも(笑)
④出発当日&帰りの流れ
- 7:30 アルマス広場のマック前に集合
- 8:30 バスで出発
——途中2回トイレ休憩あり——
- 15:00 水力発電所到着
——2時間半~3時間程歩いてマチュピチュ村を目指す——
- 17:45 マチュピチュ村到着
- 10:00 マチュピチュ村出発
——例のごとく3時間歩く——
- 13:00 水力発電所到着
——付近のレストランで昼食——
- 14:45 帰りのバス到着
- 15:15 水力発電所出発
——途中休憩をはさむと思われる—— ←僕たちは途中タイヤがパンクしたりとか色々あり、結局ちゃんとした休憩なかった(笑)
- 22:30 クスコ到着。解散。
あくまでも上の時間は目安です。
途中の道は土砂崩れが頻発していて、場合によってはもっと時間がかかるケースもあります。
僕たちも帰りはパンクによるタイヤ交換等あり、到着が23時近くになりました。
また、マチュピチュ村には2泊以上することをおすすめします。
スケジュール的に1泊2日は相当しんどいです。
booking.comでマチュピチュ村の宿を検索。
⑤マチュピチュ村に着いたら遺跡までのバスチケットを買おう
マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡まではバスが運行しています。
当日の朝はチケットカウンターが混雑するようなので、前日のうちにチケットを買っておきましょう。
なお、マチュピチュ遺跡までは徒歩でも行くことは可能です・・・が、少なくとも行きはバスで行くことを強くおすすめします。行きは登りになるためずっと階段を上り続けることになります。相当しんどいです。
チケット売り場の場所はこちら▼

▲チケット売り場

▲バスの料金は片道12ドル、往復24ドルです。
高ぇ。足元見てやがるな。
僕たちは片道のみ購入して帰りは徒歩で帰りました。
⑥マチュピチュに持っていくべきアイテム7選
最後に、実際にマチュピチュに行ってみて感じた、マチュピチュの必須アイテムを紹介します。
①レインコートorポンチョ
特に、雨季に行く人は必ず持っていってください。マチュピチュ遺跡内は傘禁止です。天候も変わりやすいので必須です。
②温度調節しやすい服装
ワイナピチュ登山中はめちゃくちゃ暑かった!!けど、朝晩や雨が降ったりすると寒い!!!
脱ぎ着できて温度調節できる服装を持っていきましょう。Gore-texだと良さげ。
③トレッキングシューズ or スニーカー
ワイナピチュ登山&スタンドバイミールート利用予定の方はトレッキングシューズの方がベター。
僕たちはスニーカーで行ったのでスニーカーでも大丈夫ですが、石がゴロゴロ転がっているので足くじきやすいです。足をしっかり固定できるトレッキングシューズの方が良いと思います。
④高山病予防のクスリ
これはクスコ到着前に飲んでおきましょう。
クスコの標高は約3400m。高度順応していないと高山病にかかる危険性があります。
マチュピチュは標高2400mと下がりますが、一度高山病にかかると次の日まで体調不良が続くこともしばしば。事前の予防は大事です。
日本ではダイアモックス、ペルーではアセタソラミダという名前です。
日本で購入の場合はお医者さんで処方箋を書いてもらってください。ペルーでは薬局で普通に買えます。
⑤日焼け止め
標高が高いので曇っていても紫外線は意外と強いです。
また、マチュピチュ遺跡は陰になる所がないので、日焼け止めを持っていきましょう。
⑥帽子&サングラス
雨季はいらないかも。僕たちは持っていったけど使わなかったです。
晴れたら日差し強いのであったほうがいいと思います。
⑦虫よけスプレー
スタンドバイミーコースを歩く方はあったほうがいいかも。
ハルナはタイツ越しに何か所か刺されてしまいました。
いかがでしたでしょうか。
万全の準備をして思いっきりマチュピチュを楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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