こんにちは、夫婦で世界一周中のハルナです。
さて、前回のツアーでは朝の土砂降りから一転して、晴天のウユニ塩湖を満喫した凸凹二人。
今回は星空&サンライズのウユニ塩湖が見たい!!
ということで2度目のウユニ塩湖ツアーへ参加してきました。
今回はなんとスペシャルツアー!
夜のツアーは「せっかくのウユニの星空、どうせなら写真はプロにお願いしちゃおう!!」ということで、フォトグラファー同行のスペシャルツアーを組むことにしました。
というのも、星空の撮影ってホントに大変!!
我々もモンゴルの草原ツアー、アメリカ・グランドサークルキャンプ旅と、これまで自前の一眼レフで何度か星空撮影を試みてきましたが、みごと撃沈・・・。
なので、日本人御用達のおなじみ「穂高ツアー」にて、専属カメラマンのRIOさんにスケジュールを相談して、新月(2/23)の前日、22日でプライベートツアーを企画させてもらいました!
内容はこんな感じ。
時間:AM 3:00 ~ 7:30
費用:1人250ボリ(3,900円)
※1,500ボリ(約23,600円)を催行人数(MAX6人)で割る。
普通のツアーが1人150ボリ(2,360円)なのを考えるとやや割高だけど、プロの撮影&編集済み画像データ付きだと考えるとお得!!
穂高の入り口に張り紙を貼って、人が集まるのを待ちます。
夜のウユニ塩湖ツアーは、とにかく天気がいいことが大事!曇ると何にも見えないからね!
晴れるといいなー!
朝3時、穂高前に集合。
まだ真っ暗な午前3時。穂高の前には星空ツアーに参加する人たちがぞくぞくと集まってきます。
私達企画のツアーに参加してくれたのは、香港からの新婚カップル・ジェシー&カミンと、日本人男性カイさん、同じく日本人男性のユーキさんの4名!
ここに私達2名、カメラマンのRIOさん、ボリビア人のドライバーの7名でミニバンに乗り込み、ウユニ塩湖へ向かいます。
星空撮影は時間との勝負!
AM4時、車はウユニ塩湖へ到着!
ところどころ雲がかかってはいるけど、上にはキレイな星空が広がっていました。
鏡張りになっているから、足元にも同じように広がる星空。
星の数、2倍。
美しい・・・来てよかった・・・晴れてよかった・・・
っていうか、寒いーーー!!
ウユニの町はそうでもなかったけど、塩湖は風が強いので、顔や耳など、とにかく出てるところが全部痛いくらい寒いです!!感動の涙もちょちょ切れる!!
真っ暗な中、早速RIOさんがカメラをセッティングしていきます。
日の出は6時半くらいだけど、5時くらいから明るくなりだすので、真っ暗な星空撮影ができるのはたったの1時間だけ!
さらに、暗い中での人物撮影は1枚を撮るのに毎回30秒はかかるから、まさに時間との闘い!!!
カップルが2組いるので、必然流れとして2名ずつで撮影タイムへ。(カイさん&ユーキさん、ゴメンナサイ…w)
それでは、RIOさん撮影のウユニ塩湖の星空をご覧ください。
天の川を眺める二人。
車のCMみたい。
ビームで照らしてみる。
東の空が明るみ始めている感じもまた、いいですよね。
全員絶叫!ウユニの空に謎の飛行物体
一通り全員分の星空撮影が終わって、場所を移動していたその時・・・。
「「「「「「なんじゃありゃーーー!!!」」」」」」
光る飛行物体が、一列に北東へと向かって動いているではありませんか!!!
その数、一定の間隔をあけて、およそ50から60個!!
全く同じ軌道上を、まるで行進しているように同じ速さで流れていきます。
(▲写真に撮ると線のようになってしまいますが、実際は光点の列)
飛行機よりも断然速いし、ISS(国際宇宙ステーション)にしては数が多すぎる。
UFO??
ミサイル??
何度も星空撮影に来ているRIOさんも初めて見るとのこと。
遠くから別のツアー組が大騒ぎしている声も聞こえてきます(笑)
しばらく、撮影も忘れて、流れていくおびただしい数の飛行物体をみんなで眺めていました。
何だったんだろう・・・。
そうこうしている間に夜が明けて・・・
朝焼けに染まる星空。天の川も負けずと明るい。
刻々と色を変える空。
そして夜明け。
湖面に写った朝日は、キレイに二つ。
双子みたいなサンライズ。
タイムラプスで見ると、空の色が変わっていく様子が鮮明です。
そして人物撮影も再開。
もうねー、とにかくジェシー達香港カップルがかわいいんです!!!
さすが20代!映えの何たるかを知っている!!かわいい!!
ちなみにこの二人、これがハネムーンなんですって!!素敵!!お幸せに!!
30代も負けてないぞ!
照れが見える手つなぎw
うん、初々しさがないぞ!!www
さすが結婚6年目!
それでもRIOさんの手にかかれば、このとおり。
どうです?ウェディングフォト感出てますかね?(出したいの?)
傍らでは、哀愁漂うユーキさん、どこかかわいらしさを醸し出すカイさん。(笑)
各々、自分のカメラでも撮影しながら、ウユニの朝を迎えます。
それにしても、まるでこの世じゃないみたい。
白んでいく空と、どこまでも空を映す湖面を眺めながら、
「私達、もしかして死んだ??」
と、ここでも二人で確認しあっていました。
そして明らかになる飛行物体の正体。
すっかりあたりも明るくなって、車で町へ戻ったのは7時半過ぎ。
大満足の4時間半でした。
宿の部屋に戻って、そこから昼の14時過ぎまで二人とも爆睡。
ごはんを作るべく宿の共有スペース(キッチン)に行くと、他の旅人の間でも、今朝の「謎の飛行物体」の話題で持ち切りでした。
ウユニの現地ドライバーの間では『Traveling Stars(星の行進)』と呼ばれているのだとか。
へぇ~。星の行進かぁ。
なんだか銀河鉄道の夜みたいでロマンチックだなぁ。
とか思ってた矢先、隣であきが得意の検索。
そしてあっさりと見つけました、行進の正体を・・・(笑)
人工衛星でした。ハイ。
その名も、「スターリンク衛星」。
米・スペースX社が2019年の5月&11月に打ち上げた60機の人工衛星で、直近では2020年の1月末にも追加の60機を打ち上げた直後。軌道が低い数か月間の間だけ、夜明け前に太陽光を反射したパネルが光って、「スターリンク・トレイン」と呼ばれる衛星の列が見えるみたい。
そしてこのスタートレイン、天文学界では「光害」として問題視されているのだとか。
知識を得て、ロマンを失う。(笑)
ま、そんなもんですよね。ハハハ。
ほんの数時間だけでも、未知との遭遇にドキドキできて、いい体験ができたなぁ。
そして無性に宇宙兄弟が読みたくなりました。(笑)
ちなみにこの人工衛星、ウユニに限らず条件が揃えば地球上のどこでも見られるらしいので、気になる人は調べてみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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おおっ!どうせなら、宇宙人の農協旅行ツアーかなんかで、団体さんが地球観光に来てたら面白かったのにぃ~!(笑)
農協!!(笑)宇宙からの地球観光だったら、間違いなくウユニとマチュピチュはツアーに入りそうですね(笑)あとなんだろ・・・ナスカの地上絵かな?そう考えるとペルーってやっぱり地球規模で凄い場所が沢山ですね!!